腐食

発電設備に影響を及ぼす問題

Turbine

腐食は自然に起きる問題です。そしてとてもコストがかかる問題です。NACEインターナショナルは、2002年に米国での腐食に対応するコストを推定したところ、年間総費用は2,760億ドルに達するという研究結果が出ました。
(詳細はこちら ※NACE INTERNATINAL 外部サイトへリンク).

発電所では、腐食が高いメンテナンス費用と稼働停止時間の発生の主要な原因となります。化石燃料や原子力による発電所内の水蒸気循環経路内では、絶えず金属と水が接触しているため、腐食しやい状態になっています。そのため、腐食の監視と防止の措置が重要になります。

メトロームの製品は、腐食に関連するさまざまな指標を測定するための機器が揃っています。

企業コンプライアンス

金属部分と水が常に接触しているため、腐食が発生する危険が常にあります。そのため、発電所では腐食を注意深くモニタリングする必要があります。これには、いくつかの指標やパラメータが含まれます。.

DINやASTMに入っているさまざまな規格には、このモニタリング方法が記載されています。これらの規格には、腐食速度の計算方法や電気化学試験法について、詳細に記載されています。

腐食の原因と種類

金属表面上での、電気化学プロセスによる腐食には、酸化(例:金属の溶解)および還元(例:酸素による)があります。この腐食プロセスにおいて、腐食金属は劣化してゆきます。

腐食には、いろいろなタイプがあります。環境などの条件により以下に分類できます:

  • 一様にできる腐食
  • 穴の部分の腐食 (例:金属にあけたピットやピンホール部分の)
  • 隙間の腐食 (例:腐食させる液体が溜まっている場所)
  • 電気化学的腐食 (腐食電解溶液内の異なる金属材料間)
  • 細菌による腐食
> メトロームの腐食に関連するアプリケーションはこちら…

腐食原因とその防止

腐食の種類に関わらず、発電所では、腐食を極力抑えるか、もしくは全く発生させないようにする必要があります。

このためには、導電率あpH値の測定、または腐食性陰イオンや陽イオンの存在を監視することが必要となります。

一方で、発電所では、腐食防止剤(亜鉛イオン、リン酸塩、銅や銅合金やスチール合金やスズ合金のリン酸塩)を充分量添加して腐食を防止します。

> 腐食防止剤についてさらに詳しく

メトロームオートラボ:電気化学分析法による腐食のモニタリング

)腐食を定量化する最も簡単で直接的な手法は、時間の経過とともに試験媒体内の金属試料の重量消失を測定することです。しかしながら、この種の測定試験は、長時間かかり、煩雑な作業が必要となります。測定対象の製品(もしくはシステム)の寿命を確実に予測するためには、重量消失の推定することは容易ではありません(例;孔食の場合)。

直線偏光(LP)やインピーダンス分光法(EIS)などの電気化学分析法は、重量損失試験に代わる実用的な測定方法です。これらの方法により、迅速な測定という電気化学分析法のメリットを活かし、腐食現象に関する詳細な情報を得ることができます。

> 電気化学的手法によるインピーダンス分光法についての詳細

> 詳しいメトロームオートラボ分析装置情報はこちら(英文)※メトロームジャパンでは取り扱っておりません

その他のアプリケーションと分析機器

pH値と導電率のモニタリング

ADI 2045TI プロセスアナライザーは、複数経路内の分析が行えるメトロームプロセスアナリティックスのプロセス機器です。
※メトロームジャパンでは取り扱っておりません。

ADI 2045TIについての詳細 (英語)

ASTM D8045: 原油の酸価測定

酸性の環境は腐食を進めます。原料内の酸価のモニタリングは、メンテナンス費用の削減や腐食の防止に重要です。ASTM D8045 は、原油や石油製品の酸価のモニタリング方法を解説しています。

さらに詳しく …

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